函館中年ブログ

全てを抱いてくれる函館 お父さんなりに綴ります

この日は帰宅の日。
そういう日に限って青空に。
清々しい気持ちで車を出発出来たが、やはり後ろ髪を引かれた。
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車中で食べるためにラッピで買ったお弁当。
食べる頃には冷めていて、気持ちと同様とても寂しい。
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家族のために買ったラッピのハンバーガー。
とても喜んでくれたのが救い。
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次はいつ帰れるだろうか。
ひと口ひと口噛み締めながら食べると、涙が浮かんできた。

やっぱり函館が大好き。

いつまでも女々しいかもしれないけれど、それだけ素敵で思い出一杯な故郷があって、本当に良かったと思う。

せっかくの函館だったのに、雨と風がひどくのんびり散歩もできない。
仕方がないから車で出歩くことにした。

大好きな海岸線を走り、途中左に折れ元の宝来温泉裏の岸壁沿いから住吉漁港を目指す。

そして啄木一族の墓に挨拶をしたら、立待岬に着く。
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親父と自転車でこの坂を登りきったら醤油の焦げた匂いがして、たまにツブ焼を買って貰った記憶がよみがえる。
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今回の帰省の目的の1つである、函館山山頂に27年振りに登ること。
雨が降らなければ、自分の脚で登る予定だった。
が、この道もまた懐かしいので良しとした。
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山頂は晴れているようだが、正確には雲の切れ目。
それでも最高の景色を頂いたようでとても嬉しい!
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そして思い出の店でシスコライス。
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その昔、出来たばかりのラッキーピエロと間違い、吹雪のなかここでソフトクリームを注文して、「それは隣だよ」と言われたのが懐かしい。
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お腹が満たされ、誰かのホームページで拝見し、出来れば行ってみたかった「ティーショップ夕日」。
若干にお店にふさわしくない見た目のお父さんだったが、にこやかに案内され窓際で日本茶を頂くことが出来た。
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「うれしの茶」という佐賀のお茶は、お出汁を飲んでいるかのような旨味が凄いお茶だった。
2杯目からは自分でお湯を注ぐのだが、難しいのでレクチャーを受けた。
お陰で六杯も美味しく頂けた。

こんな素敵な眺めを素敵な建物から見ることが出来た。
オマケに虹まで。
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ハイカラという言葉がぴったりな建物。
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結果、このお茶屋さんが今回の函館巡りで1番のおもひでになった。

今年も函館に帰りました。
高速道路から新道に乗り直し、赤川で降りたあとはそのまま五稜郭を突っ切り幼少を過ごした街に車を滑らす。


かつての学舎は、地域の方々の為に生まれ変わり賑わっていました。
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そして寄り道。
ここに来なければ、自分の中では「ただいま」ではない。
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実家で夕食を食べ、長距離運転での疲労回復と汗を流すために、高校時代に過ごした街の温泉で一息。
パンツ一丁で、「蓋を舐め、左手は腰に、脚は肩幅に開き」
そして飲み干す。
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帰函のルーティーンは完了。

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