函館中年ブログ

全てを抱いてくれる函館 お父さんなりに綴ります

6年程前に、同窓会があり帰省した。
市電に乗り五稜郭まで向かっている途中、ふと見上げると懐かしいロゴ。

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このロゴを見て何か分かる人は、大体半世紀ほど生きている人ではないだろうか(笑)

シエスタ函館の場所にあった商業施設。

→グルメシティ→ダイエー→ホリタ。

子供の頃、母や叔母&従兄弟と五稜郭にお買い物に行くと、丸井さんに行って、ホリタに行って。

1階入り口の左手にはアイスクリーム屋があり、そこでチーズケーキ味のアイスを食べるのが当時の楽しみだった。

ホリタのおもちゃ屋はなぜか4階にあり、エスカレーターの折り返しの近くにあったものだから、否が応でも目に入る。

ショーケースの中に超合金が飾ってあり、いつも眺めていた。

ファミコンを初めて買ってもらったのは小学4年生。
もちろんホリタで。

買い物が終わった時間がご飯時と重なっていたら、行啓通側の出入口付近にあったお蕎麦屋さんにも何度か行ったっけ。

お父さんの記憶の中の本町交差点は今と違います(笑)


この景色を知っている人は、これからどんどん少なくなっていくんだろうなぁ

親父が大手町の会社に勤めていた。

ボーナスの日には母親と二人、時任町のバス停から5番の市営バスに乗り、駅前まで行き、親父と拓銀ビル(写真では北洋ビル)の下で待ち合わせ。

そして、拓銀ビルの最上階(だったような)のレストランでステーキを食べた。

ハンバーグではなく「ステーキ」

平らな皿に盛られたライスをフォークで食べる。
上流階級になった気分(笑)


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ボーニさんもよく行ったなぁ

小学生の頃は、誕生日になると本館の7階のおもちゃ売場に連れていってもらい、いつもは眺めているだけのおもちゃを「ください!」と店員さんに言える日だった。

中学から高校になると、アネックスの本屋やCDショップなどによく通った。

大門は五稜郭にはない、きらびやかさと大人の香りがする、好きな街だったなぁ。

今はアーケードも無くなり当時の面影がなくなったが、たまに歩くと昭和の記憶がよみがえる✨

この日は帰函2日目。
母親と用事をあちこちと足し歩き、ふと下海岸の親戚の家に行こうということになった。

アポ無しで行ったので、見事に留守だった。

でも、数年振りに行く親戚の家は懐かしく、目の前の海も昔のままだったのが、来て良かったなぁと言う気持ちにさせてくれた。

そのとき見上げた空は、お父さんの好きな青と白のちょうど良い塩梅の空だった。

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それからまた用事を足したらお昼をだいぶ過ぎていたので、海岸線にある「りんさん」で少し遅い昼食。

お昼時を過ぎていたので、店内は我々以外に常連さんらしき1組だけだったのであずましい。

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お父さんは広東麺にした。
8月にあんかけ。
身体の芯から温まり、汗が止まらなかった(笑)
いつ食べても本当に美味しいラーメンだった。

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母親を実家に送り、友達とコーヒーを飲みに「テーラードコーヒー宮前店」へ。
懐かしい昔話をしていたらあっという間に夜になってしまった。
店内の雰囲気もお父さん好みで、また来たいと思う居心地の良いお店でした。
もちろんコーヒーも酸味が程よくお父さん好みでした。

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そして、1日の疲れを癒すのは、行きつけの温泉と風呂上がりの山川牛乳。

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明日は帰る日。
もっと函館にいたい。

そう思ったときの気持ちは今でも覚えています。

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